銀行を取り巻く環境の変化

| 未分類 |

金融改革は護送船団方式で守られてきた日本の金融機関のマンネリ化を打開しようとするものでした。

 

護送船団方式とは親方日の丸ともよく言われ、落伍者を出さないようにするために過度な競争を禁止するものでした。

 

例えば金利や保険料の差を企業ごとにつけてはいけないといったようなものです。

 

この政策がなぜ取られていたかというと金融機関の破綻はシステミックリスクを内包するものだからです。

 

つまり、様々な産業や消費者との関わりが強すぎて、もし金融機関の破綻が起きてしまったら大恐慌が起きてしまうと予想されるからです。

 

ちなみに、日本で昭和時代に起きた昭和恐慌も金融機関の破綻により、全産業に影響を及ぼしてしまいました。

 

ですから、なるべく競争をしないように誘導することで高度経済成長を迎えていた日本に水を差さないように当時の大蔵省は考えていたのです。

 

しかし、金融機関もグローバル化の時代を迎え、護送船団方式で守られてきた企業たちの競争力が弱まり、外資系の手が迫るようになりました。

 

ここで政府は約15年前にイギリスの金融改革をモデルにした日本版金融ビッグバンと名付けられる改革をとりました業種の異なる金融機関が相互に参入できることを始めとし、サービスの多様化を認め、金融持ち株会社の設立を許可され競争を促されるようになりました。

 

金融の現場はまだまだ変わりつつあり、この金融改革の流れから日本の金融機関が海外にも負けないような力をつけることが期待されています。